[ブラジリア 25日 ロイター] - ブラジル中央銀行のアイルトン・デ・アキノ金融監督担当理事は25日の記者会見で、銀行に適用している会計規則を投資ファンドにも拡大したいとの意向を示した。
中銀は先の報告書で、投資ファンド業界の一部は不透明であり、最終投資家を特定するのが難しい場合があるとの問題点を指摘していた。アキノ氏は会計規則の拡大適用案について、数カ月前から検討されていると述べた。
中銀のガリポロ総裁は同様の問題に対処するため、中銀は監督部門の資源を増やす必要があると発言した。この点は、中銀の財務独立性を巡る憲法修正案に盛り込まれているが、修正案の議会審議は現在膠着している。
一方、ガリポロ氏は、中銀の週間調査でインフレ期待が物価目標の3%からさらに上振れたことについて、政策担当者がその原因を検証中だと説明。イラン紛争に関連する供給ショック要因と、ブラジル経済の強さがもたらす物価上振れ圧力を切り分けて考えていると付け加えた。
ガリポロ氏はまた、金融政策は機能しており、経済成長率が潜在成長率に近づく成果が出ていると指摘した。