Lisandra Paraguassu
[ブラジリア/サンパウロ 25日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領(80)が初期の皮膚がんの診断を受け、予防的な放射線治療を開始したと、医師団と大統領府が25日発表した。ルラ氏は4月24日に基底細胞がんの病変を切除していた。
医師団は診断書で「頭皮への予防的な表層放射線療法による補完的治療を行うことが決定された」と説明した上で、日常生活は制限なく続けると述べた。
大統領府の報道官はロイターに、小さな病変が初期のがんと診断され、ルラ氏は病変拡大を防ぐため15回の放射線治療を受ける予定だと述べた。
ルラ氏は10月の大統領選で通算4期目を目指すとみられており、複数の世論調査では前大統領長男で右派の対立候補フラビオ・ボルソナロ上院議員を支持率でリードしている。
同氏はブラジル史上最高齢の現職大統領で、2024年には頭部出血の治療と予防のため緊急手術を受けるなど、これまでの健康面の懸念が浮上していた。11年には喉頭がんの治療も受けている。