(第3段落目の内容がこの取り組みにおける目標であることを明確にしました。)
Miho Uranaka
[東京 26日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)とSBIホールディングスは26日、新たな資産運用サービスの開始を発表した。アプリ上で運用に必要な情報やノウハウを一体提供するサービスで、「デジタル富裕層」の取り込みを図る。
SMFGのリテール事業部門長の上村明生専務は説明会で、資産運用ニーズは従来の富裕層だけでなく、現役世代やデジタルに慣れた顧客層にも広がっていると指摘。同社は、デジタル富裕層の市場規模は2011年の385兆円から32年には1200兆円まで拡大すると見込む。一方で、ウェルスマネジメント(WM)事業の収益性は低下傾向にあるといい、「サービス品質と効率性を両立できれば、得られるリターンは非常に大きい」(上村専務)とみている。
SMFGは、この取り組みにおける目標として5年後には、資産運用残高10兆円、預金残高10兆円を目指すとの方針を掲げている。
新サービスは、個人向け金融サービス「Olive(オリーブ)」のアプリ上で資産管理から投資相談、金融商品の取引までを行う。両社が25年8月に設立した共同出資会社「Oliveコンサルティング」が金融商品仲介業の登録と銀行代理業の許可を取得した。SBI証券のネット証券機能とコンサルティング機能を融合させる。
サービスでは、専門のファンドラップの提供も始める。マネーフォワードと連携しモデルポートフォリオとの比較やシミュレーション機能を提供するほか、アプリからSBI証券を経由した金融商品の売買も可能となる。オリーブの最上位ランクである「Olive Infinite(オリーブ インフィニット)」のサービス提供も開始する。