Bharath Rajeswaran

[25日 ロイター] - シンガポールに拠点を置くホワイトオーク・キャピタルのエマージング市場最高投資責任者(CIO)であるヒレン・ダサニ氏は25日、ロイターに対して、インドの中小型株が絶好の投資環境に入りつつあると語った。堅調な企業業績や株価調整、バリュエーションの改善から大型株よりも魅力が増しているという。

ダサニ氏は「本当の投資機会は国内製造業、サプライチェーン(供給網)の多様化、防衛、エネルギー・インフラ、人工知能(AI)関連の世界的な設備投資のような強力な構造的テーマに直結した企業に存在している。そうした企業の多くは大型株の世界よりも広範な市場に多く見受けられる」と語った。

ホワイトオークは世界全体で112億3000万ドルの運用資産残高を有し、そのうちの40%をインドに割り当てている。インドは原油価格の高騰や外国人投資家の資金流出が続いているにもかかわらず、長期的な成長の筋書きは無傷なままだという。

ホワイトオークは複数年にわたって成長が見込まれるエンジニアリング企業、自動車部品メーカー、資本財企業の力強い勢いを理由に挙げて、部門別で産業、製造業、一部の金融に好機があるとしている。また、ノンバンク、中小零細企業向け融資会社、マイクロファイナンス企業にも投資機会を見出している。これらの部門は「与信コスト」がピークアウトしたとみられる。

一方で、ITサービス部門に対して慎重な姿勢を維持している。AI主導の生産性向上が激しくなり、価格引き下げ圧力が高まっているためだ。

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