[ソウル 26日 ロイター] - 韓国の小売り大手、新世界グループの鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)会長は26日、傘下のスターバックス・コリアの販売促進キャンペーンを巡り公に謝罪した。
米コーヒーチェーン大手スターバックスの韓国法人スターバックス・コリアは、光州民主化運動(1980年の光州事件)記念日だった18日に「タンクデー」(戦車の日)と称してタンブラーの販促キャンペーンを実施。民主化運動に対する軍の弾圧を想起させたとして世論の激しい反発を招いていた。
鄭氏は「スターバックス・コリアの不適切なマーケティングが多くの人々を傷つけ、怒りを招いたことを非常に重く受け止めている。この件について全責任を負う」と述べた。
光州事件で当時の軍事政権は、大規模な民主化集会を鎮圧するために軍や戦車を投入した。
新世界は先週、「不適切なマーケティング」について謝罪した後、スターバックス・コリアの代表を解任した。スターバックス・グローバルも謝罪し、調査を開始したと発表した。
また、韓国の尹昊重・行政安全相は、同国の民主主義の歴史を「軽視する」企業の製品の取り扱いを同省として停止すると表明した。