[オタワ 25日 ロイター] - カナダのカーニー首相は25日、イスラエルのヘルツォグ大統領に対し、イスラエルが拘束した活動家への対応は「言語道断」との見解を伝え、パレスチナ自治区ガザの状況は「壊滅的」だと述べた。
首相府の声明によると、「首相は、ガザに向かう船団に乗船していたカナダ国民を含む民間人への言語道断な扱いは容認できないと改めて述べ、独立調査を求めた」と説明。イスラエルによる違法な入植地拡大、ヨルダン川西岸での入植者による暴力、パレスチナの民間人に対する暴力に反対するカナダの立場を再び表明したとした。
カーニー氏は先週も船団乗組員に対するイスラエルの対応を非難していたが、この日の非難は広範囲で、イスラエルと最も緊密な同盟関係にある一部諸国との緊張を浮き彫りにしている。
船団の運営団体は、ガザへの支援物資輸送船団で拘束され、その後釈放された活動家らは虐待を受けていたとし、数人が負傷して入院したほか、少なくとも15人がレイプを含む性的暴行を受けたと訴えている。
イスラエルの刑務所当局はこうした主張を否定している。