[オタワ 22日 ロイター] - カナダのカーニー首相は22日、改めて同国にとってのアルバータ州の重要性を強調した。石油資源の豊富な同州が前日、カナダへの残留を望むかどうかを住民に問う拘束力のない住民投票の実施を発表したことを受けた発言とみられる。

住民投票自体は象徴的な意味合いが強い。ただ米国の関税やトランプ米大統領がカナダ併合論を持ち出している中で、国家の結束を推進しているカーニー氏にとっては大きな試練となる可能性もある。

カーニー氏は記者団に「カナダは世界で最高の国だが、より良くすることができる。われわれは国をより良くするためにアルバータ州とともに取り組んでいる」と語った。

さらに「われわれは歩みながら国を刷新している。その中心にアルバータ州がいることは不可欠だ」と訴えた。住民投票の発表に関する具体的な言及はなかった。

アルバータ州の分離独立推進派は、トルドー前首相の環境政策が州の石油・ガス産業を損なったとして、不満を抱いている。

カーニー氏は2025年3月首相に就任した後、トルドー氏が導入した幾つかの環境対策を撤回した。

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