[ベルリン 25日 ロイター] - コンサルティング会社EYが25日公表した調査によると、第1・四半期末時点のドイツ産業界の雇用者数は前年同期比12万7300人(2.3%)減少した。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まる前の2019年以降では、6%超に当たる34万1500人の雇用が失われた。17人に1人が職を失った計算になる。

一方、第1・四半期のドイツ産業界の売上高は前年比1.7%増加し、10四半期連続の減少に歯止めがかかった。

EYのヤン・ブローヒルカー氏は、売上高の改善は主に金属産業によるもので、他のほとんどのセクターは依然として厳しい状況にあると指摘。「約3年間の継続的な売り上げ減少を経て、今や企業の体力そのものが削られている」との見方を示した。

雇用面では、自動車セクターが最も大きな打撃を受けており、19年以降に約12万5800人の雇用が失われた。このうち3万2000人はこの1年間に削減された。

ブローヒルカー氏はさらなる雇用削減を警告し、過剰生産能力や国内需要の低迷、主要輸出市場での困難が、企業に工場閉鎖の検討を迫る可能性があるとの見方を示した。

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