[ダッカ 23日 ロイター] - バングラデシュの保健当局は23日、今年に入って少なくとも86人の子どもが麻疹(はしか)感染で死亡し、426人が麻疹とみられる症状で死亡したと明らかにした。同国は数十年で最悪の麻疹流行に見舞われている。
感染はここ数カ月で急拡大し、農村部や人口密度の高い低所得の都市部を中心に、病院が逼迫し、既に脆弱な医療サービスに深刻な負荷がかかっている。
バングラデシュ保健サービス総局によると、3月15日─5月23日の期間に、全土で6万2507件の麻疹疑い例と8494件の検査確定例が確認された。
当局者らは、ワクチン未接種または部分接種の子どもを中心とする5歳未満の子どもは重症化や死亡のリスクが最も高いと指摘している。
世界保健機関(WHO)は先月、定期予防接種率の低下が大規模な流行のリスクを押し上げていると警告した。