Stephen Nellis

[フリーモント(米カリフォルニア州) 21日 ロイター] - 米半導体製造装置大手ラムリサーチのティム・アーチャー最高経営責任者(CEO)は21日、生産性向上に向け半導体製造装置にセンサーと人工知能(AI)機能を追加することに注力していると語った。ロイターのインタビューに応じた。

同社はアリゾナ州とカリフォルニア州での事業拡大を計画している。

ラムリサーチはマイクロン・テクノロジーや台湾積体電路製造(TSMC)といった半導体メーカーに製造装置を供給している。AI向け半導体需要の急増を受けて顧客企業による装置発注が増えており、同社の株価は今年に入って75%超上昇している。

アーチャー氏は今後2年間の戦略的な重点について、製造装置にセンサーを増設し、そこから得られるデータをAIシステムで分析して問題や非効率性を早期に発見することだと述べた。これにより、顧客はウエハー1枚当たりの欠陥を減らし、より多くの半導体を製造できるようになるという。

アーチャー氏はまた、TSMCなどの顧客を支援するため、アリゾナ州フェニックス地域に追加で施設を開設する意向であることを確認した。製造業務を行っているカリフォルニア州本社にも追加投資を計画しているとした。

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