[ワシントン 21日 ロイター] - 米商務省国勢調査局が21日発表した4月の住宅着工件数(季節調整済み)は、一戸建てが年率換算で前月比9.0%減の93万戸と大幅に減少した。将来の建設を示す許可件数も減少し、イラン戦争による住宅ローン金利の上昇や新築住宅の供給過剰が続く中、住宅市場が当面低迷する可能性を示唆した。
一戸建て住宅着工件数は全4地域で減少した。前年同月比では2.4%減少した。
住宅金融機関フレディマックのデータによると、主力の30年固定住宅ローン金利は先週平均6.36%だった。戦争が始まった2月末時点では、フレディマックとファニーメイが住宅ローン担保証券(MBS)の購入を拡大したこともあり、平均5.98%だった。
一戸建て住宅の建設許可件数は前月比2.6%減の87万2000戸となった。前年同月比では5.5%減少した。
住宅建設は、木材や洗面化粧台など輸入品に対する関税のほか、土地、労働力、建設コストの上昇も重しとなっている。住宅建設を含む住宅投資は5四半期連続で縮小している。
変動の大きい5戸以上の集合住宅着工件数は14.3%増の52万9000戸。前年同月比では23.3%増となった。
全体の住宅着工件数は2.8%減の146万5000戸。前年同月比では4.6%増加した。
集合住宅建設許可件数は22.7%増の51万4000戸。全体の建設許可件数は5.8%増の144万2000戸となった。前年同月比では0.2%減少した。