ソウル株式市場は8%上昇して取引を終えた。サムスン電子が労働組合とのストライキ回避につながる賃金合意に達し、韓国経済や世界の半導体供給への混乱懸念が和いだ。
総合株価指数(KOSPI)は8.42%高の7815.59で終了。5月14日以来の高値で、4月1日以来の大幅な上昇率となった。
サムスン電子は8.51%高で過去最高値で引けた。土壇場で労組と合意にこぎ着けたが、一部の従業員に約41万6000ドルのボーナスを支給するという条件には懸念の声も出ている。同業のSKハイニックスは11.17%高。
大信証券のアナリストは「エヌビディアの好決算を受け、人工知能(AI)サイクルがさらに強まる可能性が示唆され、半導体セクターへの投資家心理が改善した」と述べた。
海外勢は2434億ウォン(1億6166万ドル)の売り越しだった。
シドニー株式市場は反発して引けた。低調な雇用統計を受けて利上げが近いとの観測が後退したほか、米国とイランの和平合意への期待感も支援材料となった。
S&P/ASX200指数は約1週間ぶりの高値で引けた。
4月の雇用統計が予想を下回ったことで、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が金融引き締めサイクルを停止するとの期待が強まった。市場は6月利上げの確率をこれまでの20%から10%に引き下げたものの、年末までに政策金利が現行の4.35%から25ベーシスポイント(bp)引き上げられ4.6%に達するとの見方はおおむね維持している。
AMPのエコノミスト、マイ・ブイ氏は「RBAがスタンスを変えるには、失業率の上昇が2─3カ月続くことを確認するだろう。単月の動きはノイズが多くなりがちだ」と指摘した。
エネルギー株指数は1%安で5月8日以来の大幅下落。プロフェタ・インベストメンツの最高投資責任者(CIO)、ギャリー・ローレンス氏は、トランプ米政権が中間選挙前にイランと何らかの合意に達するとの期待から、市場ではエネルギー株から景気循環の上昇局面に左右される鉱業株へと資金が移動していると述べた。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
中国 上海総合指数 4077.2765 - 84.9080 - 2.04 4174.3772 4199.5269 4074.2167
前営業日終値 4162.1845
中国 CSI300指数 4783.098 -67.602 -1.39 4886.239 4937.933 4780.711
前営業日終値 4850.700
香港 ハンセン指数 25386.52 -264.60 -1.03 25833.24 25833.71 25341.73
前営業日終値 25651.12
香港 ハンセン中国株指数 8475.32 -129.81 -1.51 8652.28 8657.18 8463.25
前営業日終値 8605.13
韓国 総合株価指数 7815.59 +606.64 +8.42 7486.37 7819.23 7486.37
前営業日終値 7208.95
台湾 加権指数 41368.21 +1,347.39 +3.37 40263.18 41606.91 40263.18
前営業日終値 40020.82
豪 S&P/ASX指数 8621.70 +125.10 +1.47 8496.60 8649.70 8496.60
前営業日終値 8496.60