サウジアラビアの記者ジャマル・カショギ氏がトルコで殺害された事件を巡り、トルコのエルドアン大統領は10日、殺害に関連した音声記録をサウジも含めた5カ国に提供したことを明らかにした。
サウジ政府を批判してきたカショギ氏は先月、トルコのイスタンブールのサウジ総領事館で殺害された。エルドアン大統領は、サウジ政府の最高位指導者が殺害を指示したと指摘している。
エルドアン氏は、第1次世界大戦終結100年記念式典に出席するための訪仏に先立ち「サウジ、米国、ドイツ、フランス、英国に録音テープを渡した。各国はテープの中の全ての会話を聞いた」と語った。
エルドアン氏はテープの録音内容について詳細は明らかにしていないが、2人の関係筋によると、トルコは複数の音声記録を持っている。殺害時の録音記録や、殺害日前の会話記録などという。こうした記録から、トルコは当初から計画的な殺害だったと結論付けていたという。
[イスタンブール 10日 ロイター]

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