Ella Cao Lewis Jackson

[北京 16日 ロイター] - 中国商務省は16日、14日と15日の米中首脳会談で、投資委員会と貿易委員会の設立、相互的・品目別の関税引き下げ、米国産農産物や米製航空機に関し「暫定」合意したと表明した。農業分野の非関税障壁や市場アクセス問題に取り組むことでも合意したとしている。

商務省のウェブサイトに掲載された声明は、合意は暫定的なもので「可能な限り早期に最終決定される」とした。「米国側は、乳製品や水産物の(通関時の)自動差し止め措置、培養土付き盆栽の輸出を巡る問題、山東省の鳥インフルエンザ清浄化地域認定という中国の長年の懸案の解決を積極的に推進する」と指摘。「中国側も、牛肉施設の登録や、米国の一部州から中国への家きん肉輸出に関する米国の懸念解決を積極的に推進する」と述べた。企業名、数量、金額、時期といった詳細は明らかにしていない。

<ボーイング機購入、貿易拡大>

トランプ米大統領は、中国がボーイング機を200機を購入することで合意したと述べた。

中国商務省は「中国による米国製航空機の購入と、米国による中国への航空機エンジンおよび部品の供給保証」に関する取り決めを確認したが、詳細には言及しなかった。

また両国が関税の引き下げを通じて農産物などの貿易を拡大し、非関税障壁や市場アクセス問題について「解決するか、実質的な進展を遂げる」ことで合意したとした。

中国政府は15日、25年に登録が失効していた米国の425の牛肉加工施設に対して登録の5年間延長を認め、77施設に対し5年間の新規登録を承認した。

グリア米通商代表部(USTR)代表は15日、中国が今後3年間で「数百億ドル」規模の米国産農産物を購入すると期待していると述べた。

ロリンズ米農務長官は16日、中国が米17州からの輸入再開を含む牛肉に関するコミットメントの履行に合意したとXに投稿した。

米農務省のデータによると、2025年の中国の米国産農産物輸入額は前年比65.7%減の84億ドル。ただ中国は昨年10月の首脳会談後、一部米国産農産物の購入を再開し、米政府側が発表した1200万トンの大豆購入を今年2月末までに達成した。

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