Atsuko Aoyama

[東京 15日 ロイター] - 午前のドルは158円半ばへじり高となった。米長期金利がアジア時間の取引で4.5%を超えて上昇し、ドルが買われた。為替介入への警戒感が維持されており、158円半ばでは上昇一服となった。日本の財政懸念に伴う円金利の上昇が米金利に波及する影響にも関心が寄せられている。

ドルは朝方、158円前半を中心とするもみ合いが続いていたが、アジア時間での米金利の上昇をながめてドル買い圧力も強まった。米10年国債利回りはアジア時間に4.51%台に上昇、ドル/円も一時158.59円まで上値を伸ばした。

市場では「米金利の上昇に連動してドル高になりやすい面がある一方、中東関連のニュースにはヘッドラインに振らされなくなってきた」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれる。午前中には、FOXニュースの番組インタビューでトランプ米大統領が「これ以上、我慢するつもりはない。彼ら(イラン)は合意すべきだ」などと述べたことが伝わっている。

市場では日本の財政悪化懸念もくすぶっており、「円金利の上昇が米金利の上昇に火をつけ始めている」(あおぞら銀行の諸我晃チーフ・マーケット・ストラテジスト)との声も聞かれる。円金利上昇の影響波及は、1月の米国によるレートチェック(為替介入の前段階とされる相場水準の照会)の引き金となったとの見方は根強く、ドル/円の上値の重さも維持されている。

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