[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省労働統計局が14日に発表した4月の輸入物価指数は前月比1.9%上昇した。燃料価格が4年ぶりの大幅な伸びを記録し、イランとの戦争がインフレを押し上げていることを示した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1.0%上昇だった。
3月分は0.8%上昇から0.9%上昇に上方改定された。
4月は前年比では4.2%上昇し、2022年10月以来最大の伸びとなった。3月は2.3%上昇だった。
中東での戦争によりホルムズ海峡の輸送が混乱し、エネルギーや肥料、アルミニウムなどその他の商品価格が押し上げられている。
インフレの急上昇により、米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を3.50─3.75%のレンジで2027年まで維持するとの見方が強まった。
輸入燃料価格は16.3%上昇し、2022年3月以来最大の伸びとなった。3月は10.0%上昇だった。
輸入食品価格は0.9%上昇。
食品とエネルギーを除くコア輸入価格は0.7%上昇。3月は0.2%上昇だった。
輸入資本財の価格は1.1%上昇した。
自動車を除く輸入消費財の価格は0.4%上昇した。一方、輸入自動車・部品・エンジンの価格は0.1%下落した。
中国からの輸入品価格は0.8%上昇し、2008年7月以来最大の伸びとなった。日本、欧州連合(EU)、メキシコからの輸入品価格も大幅に上昇した。
カナダからの輸入品価格は5.6%上昇し、4年ぶりの大幅な伸びとなった。