[ワシントン 14日 ロイター] - 米商務省が14日発表した4月の小売売上高(季節調整済み)は、前月比0.5%増加とロイターがまとめたエコノミスト予想と一致した。3カ月連続の増加となったが、イラン戦争に伴うインフレ高進が押し上げの一因となった可能性もある。
3月分は1.7%増から1.6%増に下方改定された。
4月は前年同月比では4.9%増加した。
業種別では、家電・電子機器が1.4%増と伸びをけん引した。ネット販売を含む非店舗小売売上高は1.1%増。ガソリンスタンドの売上高は2.8%増。3月は13.7%急増していた。
裁量的消費も堅調で、スポーツ用品・趣味・楽器・書籍は1.4%増。サービス部門として小売統計に唯一含まれる飲食店は0.6%増加した。
一方、衣料品店は1.5%減少。家具店は2.0%、自動車販売店の売上高は0.4%、それぞれ減少した。
自動車、ガソリン、建設資材、食品サービスを除くコアの小売売上高は0.5%増。3月は0.7%増から0.8%増に上方改定された。
BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「資産効果と所得減税が米国の個人消費を引き続き下支えしているが、インフレの上昇と長期金利の高止まりが一段と重しとなる可能性がある」との見方を示した。