Kentaro Okasaka

[東京 14日 ロイター] - カルビー は14日、2027年3月期通期の連結純利益が前年比0.4%増の174億円になるとの見通しを発表した。営業利益に中東情勢のマイナス影響30億円を織り込んだ。

主力商品の「ポテトチップス」や「じゃがりこ」の計25品目を最大10%程度値上げすることも発表した。値上げしないポテトチップスのうち3品目は内容量を変更する。9月1日納品分以降、順次適用する。

現時点で想定しうる範囲での影響額を反映した。中東情勢は流動的で、業績への影響は引き続き注視し、変化があれば速やかに開⽰する。価格・企画改訂やコスト抑制などの対策を進め、業績影響の極小化に努めるという。

同社は12日、中東情勢の緊迫化に伴う一部原材料の調達不安定化を受け、主力の「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」、「フルグラ」など計14商品のパッケージの仕様を一時的に白黒の2色に変更すると発表。一方、日本政府は印刷用インクの材料であるナフサは直ちに供給上の問題が生じる状況ではなく「日本全体として必要な量は確保されている」(佐藤啓官房副長官)との見解を示している。

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