Douglas Gillison Chris Prentice

[ワシントン 13日 ロイター] - 米証券取引委員会(SEC)の執行部門新トップは13日、プライベートファンド(私募ファンド)セクターの潜在的なリスクを注視していると表明した。

執行局長に就任したばかりのデビッド・ウッドコック氏の発言は、同資産クラスへの根強い懸念を踏まえたものとみられる。​銀行以外の金融機関がファンドを通じて集めた資金を企業などに融資するプライベートクレジットを巡っては、人工知能(AI)関連リスクやファンドからの資金流出、信用ストレスへの懸念を背景に市場で警戒感が高まっている。

ウッドコック氏は「流動性、手数料、バリュエーション、利益相反に関連する潜在的なリスクを注視している。プライベートファンドのアドバイザーレベルにとどまらず、販売チャネル全体を通じてだ」と述べた。

さらに「各社は、自社の担当者が販売する商品を理解し、顧客の投資プロファイル、リスク許容度、流動性ニーズを把握していることを確認しなければならない」と語った。

ウッドコック氏は企業法務を専門とする弁護士で、SECのフォートワース地域事務所を率いていた。前任のマーガレット・ライアン氏が組織トップと対立して突然退任したことを受け、先月、執行局長に就任した。

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