Akash Sriram
[13日 ロイター] - トランプ・モバイルは13日、長らく延期されていた499ドルのスマートフォン「T1」の顧客への出荷を開始したと発表した。
トランプ・モバイルはトランプ米大統領の一族が運営するトランプ・オーガニゼーションが、商標ライセンス契約に基づき、昨年6月に立ち上げた通信事業。米国内で低価格スマホを製造する実現可能性が疑問視される中、T1の発売は当初の昨年8月から同10月に、さらに今週へと延期されてきた。
パット・オブライエン最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、「予約注文された端末は今週から顧客への配送を開始している」と述べ、発売が遅れた理由について、端末の部品が品質基準を満たしていることを確認するため、開発とテストの複数段階を経たためだと説明した。
T1はゴールドのスマホで、6.78インチのディスプレー、クアルコムのスナップドラゴンプロセッサー、トリプルカメラシステム、5000mAhのバッテリーを搭載し、OSはアンドロイドを採用している。
同社は競争上の理由から、予約注文数や出荷台数を明らかにしていないが、未処理の注文については今後数週間以内に発送される見込みだとした。
同社は当初、T1を「米国で設計・製造される」スマホと宣伝していたが、米国内には大規模なスマホ製造インフラがほとんどない。
オブライエン氏は、最初のT1端末は「米国で組み立てられている」とし、最終的には部品の大半を国内で製造した端末の発売を目指していると述べた。