[北京 8日 ロイター] - アジア時間の原油先物は1%超上昇した。米国とイランの戦闘が再開して不安定な停戦が揺らぎ、石油・ガスの主要輸送路であるホルムズ海峡の再開に向けた期待が後退した。

0123GMT(日本時間午前10時23分)時点で、北海ブレント先物は1.41ドル(1.41%)高の1バレル=101.47ドル。米WTI先物は1.12ドル(1.18%)高の95.93ドル。アジア時間の取引開始時には3%超上昇していた。

原油先物は、米国とイランが戦闘終結とホルムズ海峡の全面再開で合意に近づいているとの報道を受けて3日続落していたが、上昇に転じた。

週間ベースでは両先物とも約6%下落する見通し。

米国とイランは7日、ホルムズ海峡周辺で交戦した。イラン軍は、ホルムズ海峡に進入しようとした船舶2隻を米軍が標的にし、イラン領内にも攻撃を行ったと表明。米軍はイラン側の攻撃に対する反撃だったとしている。

IGのアナリスト、トニー・シカモア氏は「供給面では引き続きタイトな状況」と指摘。和平合意の実現は依然として見通しにくいとの見方を示した。

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