[ソウル 8日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は8日、金正恩朝鮮労働党総書記が、射程60キロメートル超の新型砲の生産を視察したと報じた。韓国との境界に配備される見通しで、ソウルなどの標的への攻撃能力強化につながるという。
金氏は新型155ミリ自走榴弾砲について、射程の延伸が「わが軍の地上作戦に大きな変化と優位性をもたらす」と述べたという。
北朝鮮は数十年にわたり、米本土に到達可能で核弾頭を搭載できる長距離弾道ミサイルなど、戦略兵器の開発を進めてきた。
近年は通常兵器の拡充にも力を入れている。
韓国当局者や専門家によると、北朝鮮はウクライナと戦争を続けるロシアにミサイルや砲弾を供給することで、自国兵器に関する貴重な実戦データを得ている。
KCNAによると、金氏はまた、配備に向けて試験中の2隻の新型駆逐艦のうち1隻の航行機動性を視察した。金氏はさらに2隻の建造を命じている。