Atsuko Aoyama

[東京 7日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 156.37/156.38 1.1751/1.1753 183.77/183.78

午前9時現在 156.52/156.53 1.1747/1.1749 183.88/183.89

NY午後5時 156.39/156.40 1.1747/1.1749 183.68/183.79

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ変わらずの156円前半で推移している。為替介入への警戒感や米国とイランの戦闘終結に向けた合意への期待で上値が重く推移した。今後の貿易収支悪化や原油調達に伴う需給面での円安圧力が消えたわけではないものの、連休中の追加介入観測で介入警戒の目線がこれまでの160円超から157円に切り下がっていることも上値を抑制した。

午前中のドルは三村淳財務官の発言でやや下振れした後に156円半ばに切り返したが、その後は156円近辺まで下落。その後は午後にかけ、主に156円前半でのもみ合いに終始した。

前日6日を含む大型連休の中盤以降のドル/円急落について介入の有無は明らかになっていないが、介入への警戒感で円売り仕掛けがしづらいことに加え、円売りの持ち高縮小につながったとの指摘が聞かれた。大型連休中には157円台でドルが複数回急落する場面もあり、157円台では介入を警戒する売りが意識されるとの声もあった。

国際通貨基金(IMF)による為替制度の分類が介入回数の目安として話題になっていたが、三村財務官は朝方、「為替介入の回数を制約するルールとは思っていない」との認識を示した。市場でもIMFの基準より米国との意思疎通の方が重要との声が聞かれる。三村財務官は米国側と日々連絡を取っていると明らかにしていた。

ベセント米財務長官は11─13日の日程で訪日する見通し。滞在中に高市早苗首相、片山さつき財務相、植田和男日銀総裁などと会談するとみられる。

ニッセイ基礎研究所の上野剛志主席エコノミストは、片山さつき財務相の就任後は「米国と歩調を合わせていることを強調しており、今回もその機会となる可能性がある」として、介入警戒感を維持する機会にする狙いがあるかもしれないと話している。

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