[バンコク 7日 ロイター] - タイ中央銀行のウィタイ総裁は7日、2026年の国内総生産(GDP)成長率見通しを2.1%とし、従来の1.5%から上方修正した。来年は2.6%に加速する見込みとした。
同総裁は上方修正の理由について、政府が今週、エネルギー高騰などへの対策として4000億バーツ(123億9000万ドル)の借り入れを承認したことを一因に挙げ、従来見通しは3000億バーツの借り入れを前提にしていたと説明した。
また、補助金パッケージの影響で第3・四半期のインフレ率が押し上げられると述べた。
エクニティ財務相によると、この支援策は6月に導入される見通し。
タイ商務省が6日発表した4月の総合消費者物価指数(CPI)は2.89%上昇し、伸び率は3年超ぶりの大きさとなった。エネルギーコストの上昇が影響した。同省は今年のインフレ率を1.5─2.5%と予想している。中銀の目標レンジは1─3%。