[マニラ 6日 ロイター] - 自衛隊は6日、フィリピンで行われている多国間共同訓練「バリカタン」で88式地対艦誘導弾の発射訓練を実施した。小泉進次郎防衛相とフィリピンのテオドロ国防相が見守る中、南シナ海に面した海域にある標的に命中させた。
フィリピン大統領府によると、マルコス大統領はマニラの軍事本部からライブ映像を通じて演習を見守った。「今回の演習は、同盟国軍間の協調的な海上攻撃作戦を実証するとともに、地域の安全保障と航行の自由を促進するために国際的なパートナーと共同で活動するフィリピン軍の能力が高まっていることを浮き彫りにした」と表明した。
フィリピン軍によると、発射訓練はルソン島北部パオアイの海岸で行われた。88式ミサイルが2発発射され、発射から6分以内に標的に命中した。
フィリピン国防省は、88式ミサイルシステムについて、「沿岸地域の防衛と海上からの脅威の抑止を目的として設計された」と述べた。
テオドロ氏は、「今回初めてこれを成功させることができ、非常に誇らしく嬉しく思う。今後はより多くのパートナーと協力し、その規模をさらに拡大していく」と述べた。
フィリピンと米国が毎年実施するバリカタンは今回、日本、カナダ、オーストラリア、フランス、ニュージーランドが初めて本格的に参加した。
小泉氏は5日、フィリピンのマニラでテオドロ国防相と会談し、防衛装備協力を強化する共同声明に署名し、作業部会を設置することで合意した。