[ロンドン 6日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめたユーロ圏の4月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は47.6で速報値(47.4)から若干上方修正されたものの、3月の50.2からに低下し、5年2カ月ぶりの低水準となった。需要減退と輸出事業の悪化が打撃となった。
需要は2023年10月以来の大幅な減少。新規輸出受注が悪化し、新規受注指数は48.6から46.5に低下した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「中東紛争で、それ以前に醸成されつつあった景気回復の流れが一変した」と指摘した。
サービス業と製造業を合わせた総合PMIは50.7から48.8に低下し17カ月ぶりの低水準。好不況の分かれ目である50を24年末以来初めて下回った。
域内では、ドイツ、フランス、スペインで景況感が悪化した。
サービス部門の雇用は失速しほぼ横ばい。販売価格は2年ぶりの大幅な上昇、投入価格もエネルギー価格高を背景に3年ぶりの高い伸びとなった。
ウィリアムソン氏は「サービス部門が最も大きな打撃を受けている。消費者向けビジネスはエネルギー価格の急騰と旅行の混乱という二重苦の中で特に圧迫を受けている」と述べた。