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[シンガポール 6日 ロイター] - 円が6日のアジア取引で突然上昇。トレーダーは日本当局の介入を警戒している。
円は1ドル=155.93円と、前日比で1%を大きく超えて上昇した。30分の間に157.77円から155円台に急伸した。トレーダーによると、電子取引システムのEBSで、ドル/円の156円水準に大口注文が入っていた。
日本は連休最終日で取引は薄い。市場関係者によると、エージェント銀行のトレーダーは、休日の間も介入注文を受けられるよう待機している。日本の財務省のコメントは得られていない。
片山さつき財務相は4日、為替相場について「日米で昨年合意された覚書に沿って投機的な動きについては断固とした措置を取る」と述べた。
ただ、アナリストの間では介入の効果は一時的との見方が多い。ペッパーストーンのシニアリサーチストラテジスト、マイケル・ブラウン氏は、円が持続的に上昇するためにはファンダメンタルズの変化、おそらく日銀の引き締め加速が必要になると指摘。「ドル/円が再び160円を試す展開になっても驚かない。ただ今はそういう想定に基づくポジションをスポットで取るタイミングではない」と述べた。