[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州委員会のシェフチョビッチ委員(通商・経済安全保障担当)は5日、パリでグリア米通商代表部(USTR)代表と会談し、2025年の米・欧州連合(EU)通商合意で取り決めた関税水準に速やかに戻すよう米国に求めた。欧州委員会が明らかにした。
欧州委によると、シェフチョビッチ委員は、グリア代表と通商合意の最も喫緊の課題について1時間半にわたり協議。EU側は、トランプ米大統領が表明した、EU産の自動車・トラックに対する関税の25%引き上げを主な懸念事項の一つとしている。
欧州委によると、シェフチョビッチ委員はグリア氏に対し、昨年の合意に基づく米国製工業製品の輸入にかかるEU関税撤廃の実施見通しについて説明。さらに「合意の主要な枠組みが1年目を迎える前に整っていることが有益」とし、シェフチョビッチ氏とグリア氏が協議の強化で合意したと述べた。