[5日 ロイター] - 米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が過去最高値で取引を終えた。堅調な四半期決算に注目が集まる中、インテルなど人工知能(AI)関連株の上昇が支えとなったほか、米政権の対イランの停戦が維持されているとの発言が材料となった。
ヘグセス米国防長官は、米国とイランが原油輸送の要衝ホルムズ海峡の支配権を巡り争いを続ける中でも、イランと合意した停戦は続いているとの認識を表明。ホルムズ海峡の支配権を巡る双方の動きが敵対行為を激化させるとの懸念を緩和した。
インテルは13%急騰。ブルームバーグ・ニュースは、アップルが自社製端末の主要プロセッサーの製造について、インテルと予備的な協議を行ったと報じた。
半導体設計大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、取引終了後の四半期決算発表に先立ち4%上昇。アナリストは売上高が33%増加すると予想している。
AI関連企業に投資家の関心が集まる中、フィラデルフィア半導体指数は4.2%上昇し、過去最高値を更新した。
LSEGの利益調査責任者、タジンダー・ディロン氏によると、S&P500構成企業の第1・四半期の利益は前年同期比で28%増と、2021年以来最も高い四半期利益成長率を記録する見通しだ。
USバンク・ウェルス・マネジメントの投資ストラテジスト、トム・ハインリン氏は「市場はファンダメンタルズに従って動いている。企業の決算は非常に好調で、この勢いは年内続くと予想される」と指摘。「AIだろうと、その他の生産性向上ツールであろうと、企業の設備投資は引き続き堅調で、消費者の支出も継続している」と述べた。
この日発表の経済指標では、3月の雇用動態調査(JOLTS)の求人件数は前月から小幅減少した一方、採用は2年超ぶりの高水準となり、ここ数カ月低迷していた労働市場が回復基調にあることを示唆した。また、米供給管理協会(ISM)が発表した4月の非製造業総合指数は53.6となり、3月の54.0から低下した。低下は2カ月連続となった。
S&P500の主要11業種全てが上昇した。素材は1.67%高、情報技術の1.63%高が続いた。
その他の個別銘柄では、穀物商社のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)は3.8%上昇。マージン改善を受けて第1・四半期利益が市場予想を上回った。
画像・動画を整理・共有するSNSプラットフォームを運営するピンタレストは6.9%急伸。第2・四半期の売上高見通しがアナリスト予想を上回った。
S&P総合500種では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.7対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は161億株。直近20営業日の平均は177億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 49298. +356. +0.73 49037 49365 4900
25 35 .12 .22 9.11
前営業日終値 48941.
90
ナスダック総合 25326. +258. +1.03 25258 25361 2521
13 32 .88 .05 7.16
前営業日終値 25067.
80
S&P総合500種 7259.2 +58.4 +0.81 7233. 7273. 7233
2 7 62 26 .62
前営業日終値 7200.7
5
ダウ輸送株20種 20020. +414. +2.11
25 56
ダウ公共株15種 1152.1 -0.72 -0.06
9
フィラデルフィア半導体 10980. +445. +4.23
58 92
VIX指数 17.38 -0.91 -4.98
S&P一般消費財 1964.5 +5.89 +0.30
8
S&P素材 642.87 +10.5 +1.67
7
S&P工業 1459.5 +12.5 +0.86
1 0
S&P主要消費財 949.81 +4.79 +0.51
S&P金融 857.52 +0.05 +0.01
S&P不動産 280.38 +0.30 +0.11
S&Pエネルギー 907.15 +1.28 +0.14
S&Pヘルスケア 1693.2 +6.47 +0.38
3
S&P通信サービス 496.27 +1.47 +0.30
S&P情報技術 6233.4 +99.8 +1.63
6 4
S&P公益事業 471.13 +0.05 +0.01
NYSE出来高 12.96億
株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 60640 + 大阪比
1220
シカゴ日経先物6月限 円建て 60620 + 大阪比
1200