[キーウ 5日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、訪問先の中東バーレーンでドローン(小型無人機)を巡る取引を提案し、ウクライナの実戦で培われた安全保障の専門知識をアピールした。

ゼレンスキー氏はXに、バーレーンの‌ハマド国王と、バーレーンやホルムズ海峡に対するイランの攻撃について協議したと投稿。「わが国はほぼ毎日、同様のテロ攻撃に直面しており、全面的な防衛に関する知見がある」とした上で「ウクライナはこの安全保障に関する専門知識をバーレーンと共有し、人命保護の強化を支援する用意がある」と述べた。両国が取引の詳細を詰めていくことで合意したことも明らかにした。

2月28日に始まった米・イスラエルによるイラン交戦以降、ウクライナはイランのシャヘド型ドローンの攻撃に苦しむ中東諸国に対し、自国のドローンと技術を提供している。

ウクライナは既にサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタールと防衛協力協定を締結しており、ロシアが歴史的に強い影響力を持つ中東地域における外交的地位の強化を目指している。

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