[ワシントン 5日 ロイター] - 米商務省と国勢調査局が5日発表した3月の貿易収支は、赤字額が前月比4.4%拡大し603億ドルとなった。人工知能(AI)への投資ブームが輸入を押し上げ、中東紛争を背景とした石油の出荷増を一因とする輸出の伸びを相殺した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は609億ドルだった。
3月の輸入は2.3%増の3812億ドルだった。財(モノ)の輸入は3.6%増の3022億ドル。資本財が過去最高の1207億ドルに急増したことが押し上げ要因となった。
輸出は2.0%増の3209億ドルと過去最高を記録した。モノの輸出は石油輸出の増加を背景に3.1%増の2135億ドルと過去最高を記録した。対イラン戦争で石油輸送が混乱し、原油価格が上昇していることから、今後数カ月間も石油輸出がさらに押し上げられる公算が大きい。
第1・四半期の国内総生産(GDP)成長率に対する貿易の寄与度はマイナス1.30ポイント。同四半期の経済成長率は年率2.0%だった。