[ドバイ 5日 ロイター] - 米国とイランがホルムズ海峡の支配権を巡って争う中、イランのガリバフ国会議長は5日、米国とその同盟国が4週間にわたる停戦に違反し、重要な海上輸送路を通じた船舶輸送やエネルギー輸送を危険にさらしたと批判した。イラン外務省は、アラグチ外相が中国の王毅外相と協議するため5日に発つと発表した。
イラン外務省は、アラグチ氏と王氏が二国間関係や地域・国際情勢について意見交換するとした。
ガリバフ氏はSNS(交流サイト)への投稿で「現状の継続が米国にとって耐え難いものであることはよく分かっている。われわれはまだ何も始めていない」と投稿した。
米軍は4日、ホルムズ海峡の船舶航行を再開させるための作戦を開始した。デンマークの海運大手マースク傘下の会社が運航する自動車運搬船が、米軍の護衛の下、ホルムズ海峡を通過した。一方で、韓国系の貨物船が爆発して火災を起こした。韓国政府は原因を調査すると発表した。
アラブ首長国連邦(UAE)の東部フジャイラは4日にドローン(小型無人機)による攻撃を受けた。
イラン国営テレビは、軍当局者が「米軍の冒険主義」への対応として、UAEを攻撃したことを認めたと報じた。
UAE大統領顧問のアンワル・ガルガシュ氏は5日、域内および他の同盟国から連帯のメッセージを受け取ったとし、「これらは、イランが侵略者であり、湾岸地域の危機悪化の責任を負っていることを確認するものだ」と述べた。