Fransiska Nangoy Stefanno Sulaiman

[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシア統計局が5日発表した2026年第1・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比5.61%増と、3年超ぶりの高い伸びだった。政府支出の急増と祝祭シーズンの消費が押し上げ要因となった。

ロイターがまとめたアナリスト予想は5.30%増、25年第4四半期(10━12月)は5.39%増だった。

伸び率は22年第3・四半期以来の高水準。公務員向けの祝祭ボーナスやプラボウォ大統領の看板政策である無償給食プログラムなどの政府支出が21.8%増加したことが背景。

DBS銀行のアナリスト、ラディカ・ラオ氏は「第1・四半期がおそらく成長ペースのピークで、今後はエネルギー価格上昇や財政健全化への圧力が実体経済活動を抑制する可能性があるため勢いは緩やかになる見込みだ」と述べた。

GDPの半分以上を占める家計支出は前年同期比5.52%増となり、イスラム教のラマダンが追い風となった。例年ラマダン期間中は旅行を含む消費が増加する。

投資は5.96%増で、前期の6.12%増からやや減速した。

政府は26年のGDPを5.4%増、中央銀行は4.9━5.7%増と予想している。

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