Takahiko Wada

[3日 ロイター] - ASEANプラス3財務相・中央銀行総裁会議は3日に公表した共同声明で、マクロ経済および金融の安定を確保するため、政策対話を継続的に行うとのコミットメントを強く再確認するとした。その上で、金融市場の過度の変動や無秩序な動き、世界的な流動性環境の変化に伴うリスクへの注視を続け、「国内事情に沿って適切に対応する用意がある」と言及した。

会議はウズベキスタンのサマルカンドで同日行われ、片山さつき財務相や氷見野良三日銀副総裁が共同議長を務めた。

声明は、中東情勢の緊迫化で「地域経済の見通しに対する下方リスクを大きく高めている」と指摘。原油やガス価格の上昇、世界的な金融環境のタイト化、ならびに資本フローや為替レートの新たな変動を背景に「成長率は減速し、インフレ率は上昇すると見込まれる」とした。その上で、多国間主義の堅持と地域の結束・協力をいっそう強化することの重要性を強調した。

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