[ベルリン 2日 ロイター] - ドイツのピストリウス国防相は2日、米国がドイツ駐留軍5000人の撤収を発表したことを受け、欧州は自らの安全保障に対してより大きな責任を負わなければならないと述べた。英国、フランス、ポーランド、イタリアとの5カ国(G5)の枠組みを例に挙げ、今後のあらゆる任務において同盟国と緊密に連携していくとした。

ピストリウス氏によると、現在ドイツに駐留する米軍は「ほぼ4万人」。「欧州、特にドイツにおける米兵の存在は、われわれの利益であり、米国の利益でもある」と述べた。ただ「米国がドイツを含む欧州から部隊を撤退させることは予想できた」とした。

欧州が自らの安保に責任を持つことについて、ドイツは軍の規模拡大や装備品の調達加速、インフラの建設を推進しているとし「ドイツは正しい軌道に乗っている」と述べた。

トランプ政権発足以降、安全保障を巡って米欧間にきしみが生じている。欧州側では有事の結束をついて米国に不信感が募り、自分のことは自分で守るという機運が高まっている。ただ予算の制約や軍事能力の大幅な不足もあり、自衛態勢を整えるには何年もかかる見通しだ。

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