"美食の国"としての地位の確立を目指すデンマーク政府

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コペンハーゲンの食料品店の様子 photo:松岡由希子

首都コペンハーゲンを中心に、食や農業にまつわる起業も活発になってきた。フードテック系スタートアップ企業を支援するアクセラレーター「グローイングフードCPH」や垂直農場の技術開発に特化したオープンソース型コミュニティ「グロウスタック」など、起業家やスタートアップ企業が集まるプラットフォームも形成されている。

デンマーク政府では、食の分野での新たな産業および雇用の創出と"美食の国"としての地位の確立を目的として、2019年度からの4カ年計画に4億クローネ(約70億円)を予算化する方針だ。

デンマークでは、"美味しくヘルシーな21世紀の美食"をキーとして、カリスマシェフらを中心とする草の根のムーブメントと政府からのトップダウンの施策が効果的に融合し、持続可能性に配慮した新しい食や農業のかたちが生まれようとしている。