アフリカ南部にある世界遺産、ビクトリアの滝。世界的な観光地になっている同地には多くのホテルやロッジが軒を連ねている。

そのロッジに「危険な珍客」が来訪し、宿泊客やスタッフを震え上がらせた。

【動画】ロッジに現れた体長4メートルにも及ぶ「危険な珍客」の正体とは?

ビクトリアの滝近郊にあるアザンベジ・リバー・ロッジで、2026年4月17日、全長約4メートルにもなるナイルワニが、近くを流れるザンベジ川からホテル敷地内へ侵入し、そのままレストランや厨房付近にまで進入した。英紙『ザ・サン』などが報じた。

このワニはロビーの床をゆっくりと闊歩した後、前足をキッチンのカウンターに乗せ、体を持ち上げた。カウンターの上でしばらくじっとした後、ラウンジのソファーへと移動したという。

その後、スタッフが呼んだジンバブエ国立公園・野生生物管理局の職員が到着。ワニを麻酔で動けなくした後、ロッジから運び出した。このワニは最終的にザンベジ川に返されたという。

スタッフや当局職員のおかげで、宿泊客や従業員に怪我はなく、建物にも被害はなかった。当局は、迅速な連絡と確立された安全対策のおかげであると評価している。

今回は被害こそなかったものの、ナイルワニはアフリカで最大かつ最も恐れられている捕食動物だ。体長は最大6メートル、体重は最大1トンにも達する。時速32キロメートルもの速さで走ることができるナイルワニは、年間推定1100人を殺害し、しばしば人里離れた村々を恐怖に陥れているという。

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