Shivansh Tiwary

[20日 ロイター] - 米格安航空会社(LCC)ジェットブルー航空のジョアンナ・ゲラティ最高経営責任者(CEO)は従業員に対して、今年中の破産は検討していないと伝えた。ロイターが20日に入手したメモで分かった。中東紛争に伴うジェット燃料価格の高騰で、ジェットブルー航空の財務再建には暗雲が漂っている。

同社は最近、最大22機の航空機を担保とした5億ドルの債務融資枠を確保したほか、さらに航空機を追加で担保にすることで2億5000万ドルを調達するオプションも得ている。

ゲラティ氏は社内メモの中で、同社には十分な流動性があり、追加の資本調達手段も確保されていると強調した。

2007年まで同社を率いた創業者のデビッド・ニーレマン氏が、同社が今年中に破産に追い込まれる可能性があると警告する動画が先週、ソーシャルメディア上で拡散した。

ジェットブルーは24年、厳格なコスト管理、路線の最適化、航空機納入の延期などを柱とする事業再建計画に着手したが、燃料費の高騰で計画が頓挫しかねない事態となっている。ゲラティ氏はメモで「特に燃料価格に関しては、年初に予想していたよりも厳しい環境になっている」などと説明した。

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