Joyce Lee Manoj Kumar
[ニューデリー/ソウル 20日 ロイター] - インドと韓国は20日、幅広い分野での経済協力を通じて、両国の貿易額を2030年までに現在の2倍に当たる500億ドルに拡大することで合意した。
韓国大統領として8年ぶりにインド国賓訪問を行った李在明大統領は、インドのモディ首相との会談後記者団に「両国の共同成長のための新たな原動力を生み出すため、経済協力の枠組みを格上げすることを決めた」と発言した。
李氏が言及したのは、2010年に発効した両国の包括的経済連携協定の見直しだ。インドはより均衡した貿易構造を望み、韓国はインド市場へのアクセス強化を要望している。
また両国は半導体、造船、鉄鋼、重要鉱物、エネルギーといった分野で協力を深める。
今回のインド訪問に約200人の韓国企業関係者を伴った李氏は、両国が初めて閣僚級の「経済協力委員会」を立ち上げたと明らかにしたほか、原子力発電所やクリーンエネルギー、貿易・投資などで協力を拡大していくと改めて説明した。
李氏は、イラン情勢を踏まえ両国がエネルギーやナフサなどの安定供給確保でも力を合わせていくと語った。
モディ氏は、李氏の訪問が極めて重要な意義を持つとし、両国は現在約270億ドルの貿易額を30年までに500億ドルに増やすための重要な決定を下したと強調した。