中国は、イランでの戦争の終結に向けた潜在的な合意の一環として、イランが保有する濃縮ウランの管理を引き受ける、あるいは濃縮度を引き下げることに前向きな姿勢を示している。中国政府の考えに詳しい外交筋がAP通信にそう語った。
実現すれば、イラン国内にある核兵器に転用可能な物質を排除することで、和平合意に向けた大きな障害の一つが減ることになる。
この動きは、トランプ政権がイラン国内のウラン備蓄の撤去を求める中で浮上したもので、さらなるエスカレーションを招かずにどう合意形成するかを巡る交渉が激しさを増している。
中国が正式な役割を担う場合、イランを巡る核外交の構図が変わる可能性がある。中国は結果に対する影響力を強める一方、米国とイランには前進の道筋が示される可能性がある。
イランの濃縮ウラン:知っておくべきこと
中国は、戦争終結の合意条件として、ドナルド・トランプ大統領がイランから撤去する必要があると述べている約440キロ(約970ポンド)の濃縮ウランについて、管理を引き受けるか、濃縮度を引き下げる用意がある。北京の考えに詳しい外交筋がAP通信に語った。
現時点では、トランプはウランは米国が引き取る案を支持しているとみられる。このウランは、昨年夏の米軍による空爆で大きな被害を受けたイラン中部ナタンズの主要なウラン濃縮拠点の地下に埋設されているとみられている。
しかし、イラン最大の貿易相手国である中国は、米国とイランの双方から要請があれば、その物質の管理を引き受ける、または民生利用に適した低い濃縮度へと希釈する用意があると外交筋は述べた。公に発言する権限がないため、匿名を条件にAPに語った。