来年にはミネルヴァII2も分離、さらにドイツの小型着陸機も発進

「はやぶさ2」にはまた、、「ミネルヴァII2」という、別のローヴァーも搭載されている。ミネルヴァII2は東北大学を中心とするコンソーシアムが製作したもので、こちらは2019年に分離・投下される予定となっている。

ちなみに「はやぶさ2」は現在、ドイツ航空宇宙センター(DLR)とフランス国立宇宙研究センター(CNES)が開発した小型着陸機「MASCOT(マスコット)」の分離・投下に向けた準備を進めている。MASCOTは小さな箱のような着陸機で、カメラで画像を撮影したり、顕微鏡でリュウグウ表面の鉱物の組成を調べたりすることができる。

順調に行けば、MASCOTは10月3日(日本時間)にもリュウグウに着陸する予定となっている。

もちろん、「はやぶさ2」本体によるリュウグウの観測、そして石や砂(サンプル)の回収も待ち構えている。地球から2億8千万km離れた世界で繰り広げられる、緊張と興奮の日々は、まだまだ続く。

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2018年6月26日に撮影されたリュウグウ。「はやぶさ2」とミネルヴァII1は、この直径約900mの天体の探査に、いままさに挑んでいる (C) JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研