Richard Cowan
[16日 ロイター] - 米上院銀行委員会の民主党トップ、エリザベス・ウォーレン議員は16日、連邦準備理事会(FRB)の次期議長に指名されたケビン・ウォーシュ氏が提出した財務情報の開示書類の不備は、上院の倫理規則を満たしていないとの見解を示した。21日に予定される承認公聴会を延期すべき理由がさらに増えたと述べた。
ウォーレン議員はウォーシュ氏との面会後、記者団に対し「これら財務開示の問題が解決され、(ウォーシュ氏が)倫理規定を順守するまで、この公聴会は進めるべきではない」と述べた。
14日に公開されたウォーシュ氏の提出書類には、「既存の機密保持契約」を理由に多くの空欄が目立つほか、承認された場合にFRBの倫理規定を順守するため一部資産を売却するとの誓約も含まれている。
ウォーレン氏は、こうした詳細がなければ、ウォーシュ氏の「利害関係」を理解することは不可能だと指摘。ウォーシュ氏が追加書類を提出するつもりはないと明言したことも明らかにした。
ウォーレン氏は「開示の目的は利害関係などを把握するだけでなく、FRB理事に就任するまでにそれらが解消されたかどうかを確認できるようにすることだ」と述べた。