[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスのリポートによると、ヘッジファンドは4月、月間ベースでの運用成績が高水準となる見通しだ。2月末の米イスラエルによるイラン攻撃を受けた3月の低迷を脱した形だ。今週送付された顧客向けの四半期ヘッジファンド業界リポートをロイターが確認した。
ロング、ショートのポジションを併用する株式選別型ファンドは、今月14日終値時点で7.7%上昇した。データ追跡を開始した2016年初め以来、月間ベースとしての最高リターンの水準で推移している。
今年に入り、ロング・ショート株式ファンドは約6.7%の上昇。アジア・中国に焦点を当てたファンドがけん引した。
3月は広範なファンドで損失がみられ、1.8%下落。26年1─3月期では平均1.6%上昇した。この期間のロング・ショート株式ファンドへの資金流入は、四半期ベースで22年以来の大きさだった。
個別ヘッジファンドのリターン格差は3月、3年ぶりの高水準となり、ボラティリティーが高まる中で運用の好不調の差が目立っている。