[ドバイ 16日 ロイター] - イラン政府の高官は16日、同国と米国はパキスタンの仲介の下で合意に向けて一定の進展があったが、2週間の停戦期間が半分以上経過した現在も、イランの核開発計画などを巡って大きな隔たりが残っているとの認識を示した。

「パキスタン軍トップのイラン訪問は、一部の分野における意見の相違を縮める上で効果的だったが、核分野では依然として根本的な意見の相違が残っている。ただ、停戦の延長と第2回協議の開催に向けた機運は高まっている」とした。

「イランの高度濃縮ウランの処遇や核開発制限の期間などについては、依然として解決策が見出されておらず、極めて議論の分かれる問題の一つだ」と語った。

パキスタン軍のムニール参謀長は15日、テヘランを訪問した。パキスタンの首都イスラマバードでは先週末、米国とイランが戦闘終結に向けて直接交渉を行ったが、合意に至らず決裂した。

パキスタン外務省の報道官は16日、米国とイランの間の第2回目の協議について、日程は未定であり、開催場所に関する情報も持ち合わせていないと述べた。

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