Kentaro Okasaka
[東京 16日 ロイター] - 東京電力は16日、柏崎刈羽原発6号機(新潟県)が同日午後4時に営業運転を再開したと発表した。東電は、原子炉が1基稼働した場合の収支改善効果を年間約1000億円と試算している。
6号機は1月下旬、約14年ぶりに再稼働したものの、警報が鳴り、原子炉を停止して原因を調査。その後もトラブルが続き、営業運転開始が遅れていた。
東日本大震災に伴う福島第1原発事故以降、柏崎刈羽原発は1―7号機の全てが稼働を停止。東電原発の営業運転は初めてとなる。東電は「発電所で働く全員が心を一つに、現場重視のワンチームの取り組みを拡大し、安全性の向上に不断に取り組んでいく」とコメントした。
佐藤啓官房副長官は16日午前の記者会見で、「東京電力は電力事業者、原子力事業者として安全に対する高い意識を持って、自立的かつ継続的に改善に努めていくこと、関係者の声に真摯(しんし)に向き合い、丁寧な説明を行うことが強く求められる」と述べた。