Iain Withers Yamini Kalia
[ロンドン 16日 ロイター] - 英資産運用会社のシュローダーとアシュモアは16日、イラン戦争によるボラティリティーの高まりによって、3月に顧客からの資金引き出しが加速したことを明らかにした。その結果、両社とも1─3月は資金純流出となった。
シュローダーによると、顧客からの需要は1─2月は堅調だったが、紛争による市場の変動を受けて3月に資金が流出したことにより、その効果が相殺された。1─3月の純流出額は11億ポンド(約15億ドル)で、運用資産残高は1%減の8144億ポンドとなった。
アシュモアは1─3月は9億ドルの純流出。一部の顧客が「様子見」の姿勢をとっているとした。
米国とイランが2週間の停戦合意に達したことを受けて株式市場はここ数日に回復しているものの、依然として大きな不確実性が残っている。
シュローダーのリチャード・オールドフィールド最高経営責任者(CEO)は「中東で緊張が高まる中、地政学的な不確実性が増大し、顧客のセンチメントはよりリスク回避的な姿勢へとシフトした」との見方を示した。