[16日 ロイター] - 中国財政省は今年の超長期特別国債の発行年限を昨年と同じ20年、30年、50年とする見通しだ。関係者が16日明らかにした。
市場では30年物の発行同行に関心が集まっていた。中東紛争を受けてインフレ懸念が強まり、長期債への需要が抑えられる中、30年債の供給はイールドカーブをスティープ化させる可能性があるためだ。
関係者によると、大手国有商業銀行の中核的自己資本であるTier1の増強を目的とする別枠の特別債も、昨年と同じく5年物と7年物で発行される。
投資家の間では、30年物特別国債の発行額は抑えられ、新たに15年物が加わるとの見方が広がっていた。こうした観測を受け、超長期ゾーンの利回りはこの1週間低下していた。
中国の30年債と1年債の利回り格差は先週、1.16%ポイントに拡大し、2023年8月以来の大きさとなった。
26年予算報告によると、政府は今年1兆3000億元(1907億ドル)規模の超長期特別国債を発行する。