Siddarth S

[15日 ロイター] - 英銀大手バークレイズは15日、配送ロボットやドローンにより、料理宅配のコストが1注文当たり数ドル削減され、1ドルまで下がる可能性があるとの予測を発表した。これにより世界の料理宅配業界の利益が年間約160億ドル増えると試算している。

米ドアダッシュなど料理宅配各社は、主に歩道走行配送ロボット(SDR)やドローンを手がける自律型配送事業者と提携して能力を強化している。

バークレイズの分析によると、現在の自律型配送コストは1注文当たり約5─7ドルで、従来の配達員による配送より3─4ドル安い。これが長期的には1ドルまで低下し、人間の配送と比較して8─9ドルのコスト節減が見込まれるという。

同社の推計によると、自律型配送はまだ初期段階にあり、普及率は世界の料理宅配注文全体の1%未満にとどまっている。しかし、2020年代末までに約2%に上昇し、35年までには約10%に急増すると予想している。

バークレイズは、早期の商用展開、プラットフォーム全体での投資、自動化によって軽減できる人件費への影響などを踏まえると、ドアダッシュ、中国の美団、米ウーバーなどが恩恵を受けると予測している。

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