Takaya Yamaguchi
[東京 14日 ロイター] - 片山さつき財務相は14日、日銀の追加利上げを巡る赤沢亮正経済産業相の発言に対し、「具体的な手法については日銀に委ねられるべき」との考えを改めて示した。13日の経済財政諮問会議で「総理と私からも、控えていただきたい」と注意したことを明らかにした。
同日午前の閣議後会見で見解を問われ、答えた。
日銀は27、28両日に金融政策決定会合を開く。景気下振れと物価高にどう対処するかが焦点。赤沢経産相は12日のNHK番組で、イラン情勢悪化に伴う物価高騰対策として、円高につながり得る日銀の金融政策は「一つの選択肢としてあり得ると思う」としていたnL6N40V009。
片山財務相は、日銀の次の一手を巡り「どうだということはますます申し上げられない」と踏み込んだ言及を避けた。
一方、長期金利が一時2.490%と約29年ぶりの水準で推移していることに関しては、市場との丁寧な対話が重要との認識を示した。利付債の入札は「平常どおりやる」と応じた。
会見では、今週の国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合に合わせて米首都ワシントンで予定される主要7カ国(G7)、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、自身が出張することも表明した。
収束の兆しが見えない中東情勢の経済影響を議論する見通しを示した。