[10日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は米大手銀行に対して、プライベートクレジット市場向け投融資の詳細な情報を提供するよう要請した。ブルームバーグ・ニュースが10日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。
幾つかのプライベートクレジット・ファンドでは投資家からの解約請求が急増し、プライベートクレジット業界向けの問題融資も増えている。
報道によるとこうした中でFRBは、プライベートクレジット業界にどの程度のストレスがかかっているか、またそれが金融システム全体に波及する恐れがあるかどうかを把握しようとしているもようだ。
FRBはコメントを拒否した。
2兆ドルに達する規模のプライベートクレジット市場がクレジット市場全体に及ぼす影響力の大きさに不安が高まっており、数日前には米財務省が国内外の保険規制当局と今月中に協議を行うと表明している。
FRBのパウエル議長は先月、プライベートクレジット市場の状況に問題となる兆しがないか注視しているが、現時点では金融システム全体に波及する要素は見当たらないと発言した。